マーシャル諸島共和国 廃潤滑油のディーゼル発電燃料化に関する案件化調査

発注者:エイコーエコスパ株式会社/JICA
期間: 2016年6月~2017年5月
概要: マーシャル国では、基幹電力源であるディーゼル発電所に加え、自動車・重機、船舶などから排出される廃潤滑油が処理できず発電所内の油槽所等に蓄積され続けており、これを環境に負荷をかけない形で適切に処理するかが大きな課題となっています。本調査では、同国における廃潤滑油の排出元と排出量を確認するとともに、提案製品である「廃潤滑油低灰分化装置」を用いて、現地関係機関と共に廃油の回収・処理・燃料化事業展開に向けたバリューチェーンを構築する可能性を調査しました。

廃油が格納されたドラム缶
(床面に廃油が飛散)

廃油タンク容量超過のため、ドラム缶にて仮保管中(イバイ発電所内)


分析用廃油のサンプリング

現地関係者インタビュー